今回は、シミの消し方…というか、シミをさらに風合いに進化させるBRIWAXのメンテナンス方法。
経年効果の質感を出しやすく、非常に素晴らしい風合いを出せるため、DIYのインテリアに良く使われているBRIWAX。自分も以前作ったテーブルや棚に使用している。
経年効果の質感を出しやすく、非常に素晴らしい風合いを出せるため、DIYのインテリアに良く使われているBRIWAX。自分も以前作ったテーブルや棚に使用している。
だが、非常にデリケートな塗料でもある。
- BRIWAXは水に弱い。
- 冷えた水の入ったコップでも置こうものならコップの形がそのままシミになる。
- BRIWAXは熱にも弱い。
- 摩擦熱でもシミができることがある。
- 夏場は若干液状になるので色移りに注意。
ここまで書くともはや何のメリットがあるのか良くわからないドMのための塗料じゃないかという印象を受けるが、そこはさすがのBRIWAX。
これらの使いにくさを補って余りある魅力があるのだろう。
(自分は塗った後にこの塗料の弱点に気がついたクチです。)
とはいえシミがシミのままというのは嫌なので、簡単な補修方法を紹介する。
すっごい簡単に書くと、
水性ステインからもう一度塗りなおせば良い。(水性ステインを使って下塗りした前提。)
ということで水をたらしてシミを作るところから。
水をたらしました |
例えすぐに拭いても運が悪ければこうなる。
まったくワックスってやつは・・・
|
補修開始。
まずは最初の塗装に使用したものと同じ色の水性ステインをシミの部分に大雑把に塗る。
いざ! |
ステインを塗ったら色が戻ります。 |
BRIWAX(これも最初の塗装時と同じ色を使う)を塗ってもう一度磨く。
これで終了。
塗ってブラッシングした後。艶も元通り。 |
完了。 もはやどこがシミだったのかもわかるまいて。(嘘) |
シミができていない箇所への定期的なメンテナンスは薄い色のワックスを使えばOK。
BRIWAXに限らず、ワックス仕上げ・オイルフィニッシュというものは長年使いこんでいくことで風合いを育てていくもののようです。
水や熱でできたシミも完全補修するより、むしろ味として愛着がわくと良いですね。
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