2014年1月29日水曜日

大英博物館っぽいアンティークテーブルを作る その1

以下3つのテーマを持つ、以前紹介したアンティークテーブル
今回はこやつを作っていく。
  • 大英博物館
  • パルテノン神殿の柱
  • アンティーク
さて、これが最初の状態。
組み立ててもらい、表面にはニスを塗った状態である。


















塗り替えなのでヤスリでニスを削っていく。紙や布やすりなら#60が丁度良い。
あとで変なダメージ跡を目立たせないよう、木目に沿って一方向に削るのがコツ。

削った後はこんな感じになる。表面のコーティングを取りました。


















そして留めてある木ねじ。今はステンレスだが、天板は焦げ茶系にするので、色の相性が良いブロンズへ変更する。


















ちょっと後の工程の画像だが、ブロンズにするとこんな感じになる。


















さて、続いて引き出しを作っていく。
残る作業は
  • 引きだし
  • 引きだしと脚の下地塗り、オールクラックアップ、上塗り
  • 天板の塗り
続きはまた今度。

2014年1月26日日曜日

大英博物館にもあるようなアンティークなテーブルを作りたい。

1年ほどまえにソファを購入した。

カフェで使われているようなソファなのだが、これに合うようなテーブルが見つからずに困っていた。

ネットで見つかるカフェテーブルはどれも背が低く、PCを少し前かがみで見なければならないのであまり作業(と言ってもネットサーフィンくらい。)に向かない。

ソファに座ったまま、前かがみになることなくPC使えたりご飯食べられたり、というテーブルがほしいすなぁ・・・。

ということで、もともとあったこのテーブルを・・・









こんな感じのアンティークな(カフェとかにもありそうな)テーブルに仕上げました。
天板の仕上がり具合がなかなか素敵。ウィスキーとか似合いそうですな。



















引き出し以外の箇所は友人に作ってもらっていたので、今回は塗り替え、止め具の変更、引きだしの追加を実施。
この作業にかかった総工数は約1.5人日。

もともとのテーブルの設計思想(テーマ)は下の2点。
  • 大英博物館(博物館に置いててもおかしくないような、アカデミックな雰囲気にしよう)
  • パルテノン神殿(円柱使おうぜ)
そして今回、このテーマに「アンティーク」というキーワードを付け加えた。

落ち着いた色合いでアカデミックにしつつ、脚の円柱は神殿の色を意識してクリームがかった白に。
そして、天版・引きだし・脚へのエイジング(シャビー加工)やダメージ加工を施してビンテージ感というかなんというか、新品には無い風合いを醸し出すことに成功。(これがアンティーク感ってやつかもしれない)

細かい箇所の記録や使った塗料など、制作工程についてはこちら。
テーブル塗り替え記録その1
テーブル塗り替え記録その2
テーブル塗り替え記録その3

ついでにBRIWAXに良くできるシミのメンテはこちら