2014年2月2日日曜日

大英博物館っぽいアンティークテーブルを作る その2

以前紹介したアンティークテーブルの引きだし作成と脚の塗装


まずは作りたい引きだしの大きさに沿って木材をぎこぎこ。
ハンドソーで切りだしていく。

↓これが試しに組み立ててみたの図。
外枠はテーブルにがちっと取り付け、内側と取っ手の付いた箱が引きだしになる。


L字金具を使って取り付け。後は内側の箱を接着したら完成。
裏面はBRIWAXのTudor Oakで色付け。

・・・と、まあ木材の計算さえできれば、引きだし自体は割とシンプルに作ることができる。


続いて引きだしとテーブル脚の塗装。


①最初はこの状態から。
取っ手をつける用の穴だけ先にドリルで開けておく。


















②下地の下地。
2重に別の色をつけておくと、ダメージを思いっきりつけた時により雰囲気を出せる。

油性のBRIWAXを使用。
上塗りを水性にする場合は水性ステインなどは使用しないこと。
色が混ざって汚くなる。(実体験)


















③続いて下塗り。
バターミルクペイントのFancy Chair Green。
下塗りなので色があまり表に出てこない。よって、多少雑に塗っても大丈夫。


















④上塗りの前に、クラック発生用の特殊塗料「オールクラックアップ」を塗る。
画像はテーブル脚だが、アクリルのような艶がでる。
雰囲気が大分変わるので最初は戸惑うこと間違いなし。



⑤オールクラックアップが乾いたらバターミルクペイントのYellowish Whiteで上塗り。

綺麗にクラックを出すポイント
・ 刷毛にべたっと塗料をつけ、さーっと一撫でで塗るのが理想。
・ 一回で塗りきれなかった場合、2秒以内までならもう一回塗れる。
・ 3秒ほど経過したら我慢して乾くのを待つこと。乾いてから薄く塗るくらいにしておく。

乾くのを待てずに塗ってしまうと、ダマになり修正が難しくなるので辛抱すること。(実体験より)
2,3分で完全にひび割れる。



ここまでで引きだしと脚が完了。残る作業は
  • 天板の塗り
そんなに作業っぽい作業は無いが、後は天板を塗ってテーブルの完成である。


ちなみに
引きだしの取っ手の板はこんな感じに面取りしてやると風合いをもっと出せる。
細かいが、拘ると中々面白い。


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