2014年2月17日月曜日

水性塗料にオイルステインでシャビー加工を施す


アンティークの小物を作る時、水性塗料にくすみを持たせて風合いを出す方法はいくつかある。
今回はかなり邪道な「水性塗料の上にオイルステイン」を試した。

「水性塗料は本来油性塗料と混ぜて使用することを想定していないので、お勧めできませんよ。」
と、Benjamin moore青山フラッグシップストアの店員さんから丁寧な注意をもらったのだが、それはそれということで。
4,5年も同じ色や質感を持たせようとは思っていないのでとりあえずOKです。


水性塗料は以下2つ
・ Benjamin moore の Cool Aqua(セミグロス)
・ Buttermilk Paint の White














これに油性塗料を被せる
・ カンペハピオのオイルステイン「ウォルナット」















オイルステインはぼろ布に少量含ませて、使用しない紙などで余計な分を吸いとる。
んで、色をつけたい箇所を布で少しずつ拭いていく。
左からCool Aqua, White, Bahaman Sea Blue

オイルステインの布で何回か拭いた後。
色付けしたいところに少しずつ拭いて行くのがコツ。
左下は失敗例。。





























セミグロスのように半艶以上の艶を持っている塗料と、艶無しの塗料ではオイルステインの着きやすさが大分違う。
艶を持っている方が色を被せにくいので、本番前にある程度練習した方が良い。

半艶の塗料でも丁寧に拭いていけば具合を調整できる。
















次は、VIVID VANから出ているアンティークリキッドも試してみます。

ちなみに、今回は水性塗料の上からオイルステインを塗りましたが、その逆の順序を使う手法もあります。
お店に出している箱(こちら)の白部分のような効果になります。
この箱のような効果の出し方はまた今後。



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